ホウエン地方のルネシティにいる、キリちゃん。
わたしがメッセージを書きました。

木の実をくれるメッセージは、ほとんど私が書いたんですが、
あの、キリちゃんは、特別なんです。
完成間際にこっそり、入れてもらいました。

実は、、、
きり、というのは私の娘の名前で、９月生。
それで、願いも込めてあのメッセージにしたというわけなんです。

当時ルビー、サファイアは、ほぼ完成していてデバッグ作業が
中心だったんですけど、まだまだ、決めることもあって、
妻が娘を頑張って産んでくれている最中（立ち会い）にも、携帯メールが届いて、
「?なんですけど、こういう仕様で良いですか？」
なんて感じでした。
いろんな意味で、緊張感漂う経験でしたよ。

届いて欲しいのに、届いてくれない。とか、
届かなくて良いのに、届いてしまう。とか、
そういうのって、面白いですよね。

ＰＳ。早いもので、娘も２歳になりました。
　　　ルビー、サファイアも２歳になったってことですね。

では。

本日、ＣＥＳＡ　ＧＡＭＥ　ＡＷＡＲＤＳの発表授賞式に行って来ました。
ありがたいことに、「優秀賞」と「ベストセールス賞」の２つをいただきました。

とくにベストセールス賞は多くの方に遊んでいただいたということですから、
ディレクターとして一番嬉しい賞です。

分かりやすいゲーム、無線を使った新しい遊び、この２つのテーマを
上手く盛り込めた結果だと感じています。
（このテーマはスタッフにはだいぶ重荷になったと思いますが、頑張ってくれました）

このファイアレッド、リーフグリーンは、
次回作のダイヤモンド、パールの礎になるソフトと考えていますので、
遊んでいない方は、是非プレイしてみてくださいね。

こういった、素晴らしい賞をいただけたのも、
応援してくださっているみなさまのおかげだと感謝しております。
ありがとうございました！

本日、ニンテンドーＤＳの発表会に行って来ました。

いくつもの遊び道具が備わった夢が広がるハードだと改めて実感しました。
とっても良い感じです。

この発表会で、（株）ポケモンの石原さんからアナウンスがあった通り、

ポケットモンスター　ダイヤモンド
ポケットモンスター　パール

を現在、ゲームフリークで開発しています。

まだまだ、何も言えませんが、
究極のポケモンソフトを作るべく、日夜がんばっております。

いや。まじで面白いですよ。

みなさん、応援、よろしくお願いいたします！

では。

ルビー、サファイア、ファイアレッド、リーフグリーン、エメラルドの
各ソフトには、ほんの少しだけ点字が入っています。

点字って結構いろいろなところにありますよね。
案内図、エレベーター、トイレ、缶ビール、ホームの手すりとか。

でも読めるどころか構造さえも知らない人が多いのではないでしょうか？
実は私もまったく知らなかったのです。

最初に興味を持ったのは、下北沢駅の案内図を見たときでした。
人がこんなに大勢居るのに、この案内図の点字を読める人は
どれだけ居るのだろうか？と。
本来は目の不自由な方が触ることで読むもの。と思っていたので、
自分も知らなくても良いことのように感じていました。

でも、よくよく考えてみると、、当たり前のことですが、
「触らなくても読むことができる」ことに気づいたのです。

そこで、この点字というものをポケモンをプレイしてくれる大勢の人が、
知らないうちに身近に感じるように、少し入れました。
教育ではなく、ゲームならではの発見と興味からのアプローチにしました。
覚えさせるのではなく、覚えたくなる。というアプローチです。

点字を知っていて、少し読めて、それが当たり前の社会。
どんな人でも、一緒に何かを行える社会。

そんな理想の社会がポケモンのベースだと思っています。

１人でも何かを感じ取ってもらえれば、と思います。

また、海外でも点字の輪は広がっています。
北米、ドイツ、フランス、イタリア、スペインという海外の言語でも
その国々の点字が入っているんです。

点字でご協力くださった方々、深く感謝いたします。
ありがとうございました。

では。