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・第118回・

「グローバル トレード ステーション
りゃくして GTSです!        ▼」

という受付のお姉さんとの会話で始まる、GTS。

一度だけの交換なら必ず行ってもらえる、と確信していたのですが、
どうすれば何度も交換してもらえるか、
どうすれば国内だけでなく海外も含めた出会ったことのない人と交換してもらえるか、
それが今回、GTSを作る上での大きなテーマでした。

ゲーム性が高いというのは、楽しく何度も続けて遊びたくなる事だと思いますが、
このGTSも同じですね。

そこで、、、
・いくつかのポケモンの図鑑が他国語化するようにしたり、
・メールを自動翻訳にしたり、
・地球儀で交換した相手の場所が登録されていくようにしたり、
・カーソルを合わせるとその国の名前が表示されるようにしたり、
・色違いポケモンが生まれやすかったり、
・通常の交換より、国が違うとさらに育ちやすかったり、、、
そういったアイディアを盛り込みました。

1つ何かをプレイヤーに遊んでもらうというのは、たいへんなこと。
「遊び」は飽きてしまったら、簡単に止められてしまいます。

飽きさせないようにするには、(はまってもらうには、)
遊びの種類が網の目のように絡み合うことも大切な要素ですから、
ちょっとしたアイディアでもテーマに沿っているのであれば採用していくことが大切だと思います。
その細部に渡る細かい積み重ねが遊びを豊かにすると考えるからです。

そしてこのGTSのように、
テーマをはっきりとしっかりとぶれないように打ち出す事はとても大事なことです。

では。