見つめる鍋は煮えない
こんにちは、プランナーのいわしです。
前回スタッフボイスに登場したのが2010年4月30日なので、
大変ご無沙汰しております。
突然ですが、みなさんは今回のタイトルを聞いたことがありますか?
実はこれ、英語圏のことわざなのです。
『見つめる鍋は煮えない(A watched pan never boils)』―つまり、
「鍋の前に張り付いて煮えたどうかをしょっちゅう確認しても
なかなか鍋は煮えないよ」という意味で、転じて
「目先のひとつの目標に盲目的に取り込んでも、成果はなかなか出ない」
などと解釈されます。
この言葉が絶対的に正しいかどうかは別として、初めて耳にしたとき、
自分自身に思い当たるふしが結構ありました。
僕は常々、同じことをやってると段々と速度やクォリティが下がっていく、
ということを自覚していました。
それは例えばアイデア出しのとき、最初はぽんぽんネタが出てくるけれど、
考え続けているうちに徐々にネタが出てこなくなる……などという
単純なケースもあれば、企画を詰めていくうちに出てくる様々な
問題点の解決方法を考え続けても、なかなか突破口が見えない、
なんてことだったり。
そんなときは「くそー」なんて思いながらも、全然関係ない他の仕事に
逃げてしまうことも多々ありますが、他の仕事をした後に
あらためて件の企画へ戻って問題部分の再確認をすると
案外パっと解決策が出てきたりすることがありました。
人によっては、集中できるだけし続けた方が「いいもの」を作れる
という方もいることでしょう。
僕も同じことをやり続けることは嫌いではないのですが、それが
自分にとって本当に効率的なのかどうかは意識していませんでした。
けれど、このことわざを知ってから
「仕事のやり方を変えてみようかな」などと考えるようになりました。
そして試しに、“まずはこの作業を1時間やって、次の1時間は
前の作業が終わらなくても別の作業をやる”という方法を3日ほど
続けてみたところ、体感できるほどに効率が良くなった!!
……ということはありませんでしたが(笑)、「手を動かさずに、
ただ悩んでる」という時間がかなり減ったように思えます。
もう少し続けてみないと分かりませんが、それまでは
「仕事のやり方を変える」などと考えたこともなかったので、
新しい視点を手に入れたということからも、自分にとって良かったと
思っています。

皆さんもきっと、それぞれ確立してきた仕事や勉強のスタイルが
あると思います。
けれど、たまには別の方法で向かい合うと、実はもっと
自分にとって良い仕事や勉強のやり方が見つかったり、
改めて自分のやり方が合っている、という再確認などができるかも
しれませんよ。

【2年目グラフィックデザイナー:まるしおの冬休み】


【1年目プランナー:じろの冬休み】
【1年目プログラマー:べねの冬休み】













































