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グラフィックデザイナー 仕事の内容

ゲームフリークのグラフィックデザイナーとは?

ゲームソフト開発においてグラフィックを描く仕事です。
プランナーが書いた企画書や仕様書、設定などをもとに、キャラクター、マップ、背景、演出効果、レイアウトデザイン、文字フォントなど、ゲームで使用する全てのグラフィックを描きます。
その他、ゲームのアイデアや世界観を表現するイメージイラストを描くこともあります。

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現場のグラフィックデザイナーに話を聞く 仕事の内容(若手編) グラフィックデザイナー:井部 真那 2008年ゲームフリーク入社

長く愛されるデザインを

入社してからメインで教わったのはMAYA(3Dグラフィックツール)やキャラクターデザインに対するゲームフリークの考え方などです。MAYAは今でも勉強中ですが、ここではキャラクターデザインについて学んだことをお話しします。
学生の頃は「今売れるデザイン」は何だろうと考えながらキャラクターを描いていました。でも入社してからはそれに加えて「可愛いだけでなく、人の興味をひく風変わりな特徴がある」などといったゲームフリークらしさも求められるようになりましたし、今だけでなく未来も長く愛されるデザインでなくてはいけないんです。それぞれの要素を損なわずにデザインする、というのはとても難しく、生み出すまでに試行錯誤する苦しさはありますが、自分のデザインしたキャラクターが採用された時は、苦労した分すごく嬉しいです。なんというか、胸にグッと来るんですよ(笑)。

最近の仕事

最近は3Dのマップを構成する要素を作っています。ゲームのマップは道や木など様々なパーツの組み合わせでできていますが、その一つ一つをプランナーの依頼に応じて作っていきます。プランナーの依頼は具体的にこんな物が欲しい、という時もありますが、逆に私の方から、このマップにはこういうパーツがあってもいいんじゃないですか?という意見も言います。例えば工事現場のような場所にロープとか三角コーンとかあったほうがいいんじゃないですか?といった感じです。まあ、自分の作業が増えるんですけど(笑)。 意見が反映されるのは嬉しいですね。
3Dに関しては学生の時にも勉強していましたが、MAYAはゲームフリークに入社してから触りました。MAYAのツールは種類がとても多いので覚えるのに苦労しています。でもその分使いこなせたら自分の強みになると思いますので、しっかり学んでいきたいですね。今は新しいことを1日1つは必ず覚える!と決めていて、少しでも空いた時間が出たらそこで学ぶ事を欠かさないようにしています。

新たな視点

プロとして絵を描くようになってから自分の中で変化がありました。それは圧倒的にモノを見る時間が増えた、ということですね。一個のモノを見て、それについて色々と考える時間が自然と増えたんです。例えばペットボトルひとつ取っても、なぜこの形が採用されたのか、キャップやラベルのデザインにはどんな意図があったのか、とかそういったことを考えます。先日、友達が面白い形の薬入れを持っていたのを見たんですけど、この薬入れが生き物になったら、どういう構造のどういう骨組みの生き物になるのかと考えている自分がいました。そういった新たな視点はプロになってから身に付いたことですね。

ゲームが作りたい

会社からはよく「何がしたいの?」と問われるんです。グラフィックデザイナーとして、ゲームフリークで何がしたいのかという事を明確に考えていくように言われています。それに対しての私の答えは「自分が考えたゲームを創りたい」です。グラフィックデザイナーとしての枠を超えていつか自分のゲームを創りたいです。それが出来る環境がゲームフリークには有ると思いますし、もっと実力をつけていつか必ず実現したいですね。
自分の実力をつけるために基準にしているのが、社内制度のレイヤー*です。今いるレイヤーから上のレイヤーへ上がることを目指していけば、自分自身の成長に繋がっていくのではないかと考えています。私個人はグラフィックのスキルと共に、マネジメントの能力を伸ばしていきたいと思っています。マネジメント能力は人との関わり合いの中で必要となる力だと思うんですが、それはチームで制作していくゲーム制作には欠かせないことだと感じています。
いつか自分のゲームを創るためにも、その力を身に付けていきたいと思います。

*レイヤー…ゲームフリークの評価制度。能力別にいくつかの段階に別れており、全社員が能力に見合ったレイヤーに ポジショニングされている。

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現場のグラフィックデザイナーに話を聞く 仕事の内容(ベテラン編) グラフィックデザイナー:海野 隆雄 グラフィック班リーダー/エグゼクティブマネジャー 2002年ゲームフリーク入社

新人時代と今

ゲームフリークには入社7年目です。中途入社なのでグラフィックデザイナーとしては16年ですね。実はグラフィックデザイナーになる前は別の仕事もしていたので、入社当初は今まで身につけてきたグラフィックデザイナーとしての力をどこまで活かせるか、というチャレンジの気持ちがありました。
今は管理職に就いていますが、その頃と気持ちは変わっていませんね。ガチガチに管理する訳ではないし、新人時代からとにかく「面白い事がやりたい」という想いは変わりません。ゲームフリークは物作りに対して厳しい会社ですが、 「面白い事がやりたい」という想いを最大限に発揮できる会社なのでその気持ちが維持できるのかもしれません。

グラフィックに対するこだわり

ゲームフリークで驚いたのは「ものを作る事をここまで考えているのか」という事です。
入社して間もない頃にあるマップを作ったんですが、画面として寂しかったので花を植えたんです。だけど、上長に見せたら「どうしてここに花が生えているのか」という事を聞かれました。人の往来が多い場所なら花は生えにくいし、歩く人も花を避けて歩くでしょ、って。まあ当たり前なんですけど当時は結構ショックでしたね。見栄えを気にするのももちろんだけれど、グラフィックを作る時に成り立ちまで念入りに考えなければいけない、という物作りへの姿勢は心に響きました。

現在の仕事

経営に関わるマネジメント、会社の環境づくり、といった管理業務とグラフィックに関する方向性の決定と監修などをしています。実務でいうと最近はシステム構築に関する仕事が多いですね。イラストも描いているので、仕事は幅広いですね。
グラフィックのシステム構築というのは、ゲームの中に絵を入れていく上での器を作っていく作業です。システムをプログラマーに作ってもらう前にまず「次の作品ではこういう事がやりたい」と提案して、その為にはこれだけのファイルが必要で、それを例えば DS上で表現するためにはプログラムでこの辺りをいじって貰えばできるんじゃないだろうか、というような予測を立てます。テストデータを渡して提案した環境が実現できるか実験してもらって、実際に自分でも内部のデータをいじってみて検証したりします。で、じゃあ今回はグラフィックの表現でこういう新しい事やってみることにしました、という時にファイルをどうやって管理していくのか、サーバーにどういうフォルダ構造で格納していくのか…というような制作前の細かい環境をプログラマーと綿密に打ち合わせを行い作り上げていきます。
普通にグラフィックデザイナーの仕事として持つイメージとは少し違うかもしれませんがこれが出来ないとゲームは創れません。グラフィックデザインは素材を作る作業のほかに、その素材をどう用意するか、どんな器におさめるのか、といった環境を設計する作業も大事です。

「習う」「学ぶ」「伝える」

今後の目標は社員が今よりさらに学ぶことができる環境を作っていくことです。入社したばかりの新人はまずは仕事のやり方を先輩から「習う」事が重要となるのですが、次のステップアップとして自ら「学ぶ」事ができるようになると思うんですね。そしてその上で将来的に「伝える」という事ができるようになって欲しいなと思っています。今会社で培われている技術は、誰かが伝えていかなければならないものです。そういった技術を習いやすい、学びやすい、伝えやすい教育制度を作っていきたいなと思っています。

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