・第126回・

12周年記念企画第二弾!

「ポケットモンスター ピカチュウバージョン」
アニメのピカチュウのように、ピカチュウが”ピカチュウ”と鳴きます。
ゲームボーイでは高性能なサンプリングの機能はありませんから、
どうにかして、”ピカチュウ”と鳴かせなければなりません。

そこで、当時プログラマでもあったマスダは、
音声を1ビットデータにするコンバータを作成し、
それを再生するプログラムを組みました。

仕組みとしては、、
まず、サンプラーなどの機材で音をデジタル化します。
サンプラー画像
※この波形はディアルガの鳴き声です。波形ではこんな感じになります。

拡大すると、こんな感じ。
サンプラー画像

さらに拡大すると、
サンプラー画像
ほぼ、デジタルな状態に。波形は音量データとして数値化されています。

これをコンバーターで、0と1に。

データとしては、、、
サンプラー画像
こんな感じに。(画像の赤い0と1)

どのレベルを1にするかでも音に影響するので、コンバーターには変換方式をいくつか用意しておきます。

この0と1をゲームボーイのクリックノイズ(ブチツ!)といった音で、
0は鳴らさない。1は鳴らす。というのを高速に行います。
この高速に行う、というのがポイント。
早いほど良い音になります。

”ピカチュウ”の完成です。
ピカチュウ

いま聞いても可愛い。。。

では。

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