GAME FREAK Recruit

まだ見ぬ驚きと笑顔をつくろう。

あなたのセキュリティ知識
「新しい遊び」の開発に
活かしませんか?

はじめに

ゲームフリークに興味を持っていただき、ありがとうございます!

ゲームに関連するハードやソフトは進化を続けており、開発に要求される技術も多様化しています。
世界中に届けるゲーム体験を作るため、最先端の知識を持ち、研究を通じた問題発⾒・解決経験のある⼈材が必要です。
このページでは、高度な情報セキュリティや、情報処理技術について学んでいるあなたが活躍できる、ゲームフリークでの仕事について少しだけ紹介します。

何をしている会社?

■全世界のファンへ届ける「おもしろさ」
『ポケットモンスター』は、ビデオゲーム、カードゲーム、アニメ・映画、グッズ、イベント等多方面に広く展開されており、世界中で多くの方に親しまれているコンテンツです。
ゲームフリークは広がりの源であるゲーム『ポケットモンスター』シリーズの原案・企画・開発を手掛けています。
原点である『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されてから25年以上がたち、ゲームを取り巻く環境は日々変化しています。私たちは新技術を取り入れつつも強いこだわりと想いを持ち続け、新しい遊びの発信を続けています。
■新しい遊びの創出
つくるのは『ポケモン』シリーズだけではありません。開発1部「ゲーム制作準備室」では様々な実験と試作を繰り返しながら、新しい軸となる遊びを作り出しています。入社年次や職種に関係なく、誰もがオリジナルタイトルの企画を提出できるボトムアップ型開発制度、「ギアプロジェクト」もあります。

どんな組織があるの?

大きく2つに分けると、ゲーム開発に関連するプログラミングを行う「開発1部」「開発2部」と、次世代へ向けた環境開発を進める「研究開発部」があります。

■「開発1部」「開発2部」
『ポケットモンスター』シリーズ、そして、『新しい軸となる遊びの創出』を目標にオリジナルIPなどの企画開発を行います。
プログラマは仕様書の通りに実装するだけではなく、ユーザーがより楽しめるゲーム作りに工夫を凝らすことが求められます。職種を問わず、随時企画や実装方法について意見を言い合いながら進めていくのがゲームフリークの開発スタイルの特徴です。「ゲームをおもしろくするための技術的な意見」を出せる人を評価しています。
新卒だからといって目立たない場所の担当になるわけではなく、実力があればいきなり大きな企画を任されます。新卒入社から数年でリードプログラマやチームリーダーになった方もおり、積極的に仕事を任せていく風土があります。

■「研究開発部」
プログラマとテクニカルアーティストで構成される、作品開発のチームからは独立した組織です。『ポケモン』シリーズの表現向上と開発の規模拡大支援のために設立されました。表現技術・エンジニアリングにおいて最新情報をキャッチアップし、技術開発の方向性をリードすることが目的です。例えば新しいプラットフォームにあわせて環境を提案し、運用をサポートすること。新しい『ポケモン』シリーズタイトルで行いたい表現、扱いたいギミックを実現可能な仕様に落とし込むことがミッションです。
「ゲームでしか実現できない体験の追求」、というスローガンの元で次世代へ向けた開発を進めています。

どんなプログラマがいるの?

プログラマには、「ゲームプログラマ」「システムプログラマ」の2つのコースがあります。
ゲームプログラマは、C++やC#を使ったゲーム開発プログラミングを担当。企画書を元に仕様設計、実装するだけではなく、技術と工夫で、ユーザー視点で心の底から楽しいと思えるゲームをつくります。
システムプログラマは専門的な技術の導入や、開発環境の構築でタイトルを支援します。開発効率を抜本的に向上させる内製エンジンの開発や大量のデータを扱う為のインフラ・パイプラインや開発支援ツールの整備。最先端の開発環境づくりと共に、魅力的なキャラクター、空間のリアリティを表現する研究にも携わります。

面接選考を通してご本人の専門性や希望も伺って、内定をお出しするときにはポジションも想定して提案しています。
その後、入社後3ヶ月の研修期間を通して適性を確認し、改めて本配属が決定します。

「通信プログラマ」について

システムプログラマの専門分野のひとつ、セキュリティの知見も活かせる通信プログラマの業務についてご紹介します!

■主な業務
・ハードウェア同士のP2P通信機能やマッチング機能などの通信に関わるライブラリを開発する
・マルチプレイの設計、開発を行う
・コンテンツを実装するゲームプログラマの技術サポートを行う
・通信やセキュリティに関わる最新技術を研究する

ゲームフリークでは、研究開発部に所属している通信プログラマがハードウェア同士のP2P通信機能やマッチング機能など、ゲーム内で必要になる機能のライブラリを開発します。
その後、通信プログラマが開発したライブラリを用いて、ゲームプログラマが、通信に関するゲーム企画の実装を行います。
通信に関する専門的な知識・技術が求められる場合には、通信プログラマがゲーム企画の実装に直接関わることもあります。

■マルチプレイにおける通信で必要なこと
ゲームの進行、および自機(プレイヤー)の見た目を正しく同期することは必須です。
例えば2人対戦のバトルゲームで、通信遅延下ではどちらが先に攻撃したか、厳密に判定しづらい場合があります。
各プレイヤーがどちらも自分が先に攻撃したと思っているケースがよく起こります。
よって、以下を考慮したうえで同期することが必要となります。
・通信遅延を意識した違和感を少なくする演出
・公平感のある判定
・そもそものゲームルールの設計をやり直すべきか
技術だけにとどまらず、ゲームとしての面白さも考慮が必要なため、実装として難しい部分です。

通信システムのレイヤーで発生する問題もあります。
ゲームの進行を正しく同期することは各クライアントでのゲームを同一にするために重要であるため、信頼性の高い通信機構(通称Reliable通信)を用いることが多いです。
Reliable通信ではパケットドロップ対策などの目的で再送という仕組みを持っているケースが多いですが、再送するためには受信確認するまで送信側に情報を貯めておかなければなりません。
しかしながら、Reliable通信を使いすぎていると情報を貯めこみすぎてメモリ不足となってしまう可能性もあります。
このような問題を調査し、ゲームごとに最適化する業務にも携わります。

通信プログラマ インタビュー

ー通信プログラマの仕事の面白さは何でしょうか?
マルチプレイはいまや多くのゲームで必須のコンテンツとなっていますが、マルチプレイをより快適に遊んでもらうために通信プログラマのするべきことは多岐にわたります。
様々な機能がマルチプレイ時にどう動くかを考えながら設計するため、ゲームエンジン技術全般に触れることができ、色々な技術に触れたいという方には向いている分野です。
・通信エラー時の適切なエラーハンドリング
・低レイヤーを意識した通信最適化
・帯域の節約
・安全なプロトコルを考える
など、通信特有の問題も楽しむこともでき、やりがいを感じる分野だと言えます。

ー通信プログラマとして活かせる知識・経験を教えてください
・ソフトウェア工学/分散システム/データベース/セキュリティ/グラフ理論などの知識
・バックエンド開発
・ネットワークプログラミングやネットワークに関する研究
などは技術的な課題解決や、設計・実装に活かせます。
コンピューターサイエンスの基礎を理解する力や、論理的思考力があれば、業務に必要な知識は入社後に学ぶことが十分に可能です。

ー学生のみなさまにメッセージをお願いします
良い技術者としてのキャリアを作っていく上で重要なことは、良いチームで働くことです。
ゲームフリークの研究開発部には様々な業界から様々な経験を持ったエンジニアが集まっており、日々モダンな技術や手法についての議論がされています。
様々なバックグラウンドを持ち、技術探求に熱心なチームと、共に成長していくことは非常に刺激的だと思います。

新しい技術で、新しい遊びをつくりたい方、ぜひプログラマとして仲間になってください。

『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』『Pokémon LEGENDS アルセウス』
©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
『ソリティ馬 Ride On!』©2023 GAME FREAK inc.

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